しっかり理解しておきたい【抜け毛対策】

抜け毛対策は、さまざまな視点から考えなければなりません。

どのようなことをしていると、頭皮の状態が悪くなるのかがわかっていると、その悪い状態にしないことに注意した生活をすれば、抜け毛対策になるのです。

今回のコラムでは、頭皮の状態を悪くする代表的な例を挙げ、抜け毛対策を考える参考にしてみましょう。

余分な皮脂が多い

余分な皮脂が多いと、抜け毛の原因になります。なぜ余分な皮脂が多いかというと、頭皮ケアが十分に行なわれていないからです。洗髪をする回数が少ない。自分にあわないシャンプーを使っている。このような問題があるから、余分な皮脂が頭皮についたままになり、抜け毛になってしまうのです。

毛髪は夜寝ている間に成長します。一日の頭皮の汚れや皮脂を寝る前にしっかりと洗髪して落とす。このことが大切です。

睡眠時間が足りない

毛は、午後10時から午前2時までの間に最も成長します。その成長の時間帯にしっかりと睡眠をとっている方が、毛の成長には効果的です。不規則な生活にならないようにし、できるだけこの時間帯に多くの睡眠をとる。このことを意識しましょう。

ドライヤーの使い方が悪い

ドライヤーの使い方が悪いことも、抜け毛に影響します。洗ったばかりの状態の頭皮に強い熱風をあて、頭皮を一気に乾燥させてしまうと頭皮を傷める原因になるのです。お風呂やシャワーの後に、すぐにドライヤーをかけるのではなく、清潔なタオルでしっかりと水分を拭き取ってから、ドライヤーをかけるようにし、できるだけドライヤーを使う時間を短くします。洗髪後、ドライヤーをかけるまでの時間が長く空きすぎるのも頭皮には良くありません。長い間頭皮が濡れていると、頭皮が衰える原因になるのです。

頭皮の血行が悪い

頭皮の血行が悪いことでも抜け毛になります。タバコを吸っていると、血管が収縮し血行が悪くなります。ストレスをためることでも血流が悪くなり頭皮の状態が悪くなります。タバコを止め、自分なりのストレス発散の方法を見つけて、頭皮の血行を良くすることを考えてみましょう。洗髪の時に、爪を立てずに、頭皮マッサージをすることも血行を良くすることに役立ちます。

偏食である

良質の毛髪を作るためには栄養が欠かせません。それなのに、偏食を続けていたのでは、抜け毛になったとしても仕方がありません。ビタミン、ミネラル、炭水化物、脂質、たんぱく質などの栄養のバランスを考えて、無理なダイエットはしない。また、過度のお酒も控える。このことで、しっかりと髪の毛に栄養を与えましょう。

ここでは、抜け毛になる代表的な問題とその対策について考えました。

生活習慣を改善し、抜け毛を少なくしていく。このことが基本ですが、抜け毛が多くなった場合には、これらの対策だけでは不十分な場合があります。

そのような時には、抜け毛の状態が悪くなる前に、専門家に相談することをお薦めします。

状態が悪くなればなるほど、改善していくのがむずかしくなるのです。

抜け毛が気になってこのページを訪れたのも何かのご縁です。

これをきっかけに、しっかりと抜け毛対策をしていきましょう。